大学時代 に かなり
珍しい 思い出 が ある
友人 が 工作ハサミ を
持ってきて おれ に 渡して
こう 言った
「 これで 散髪 してくれ! 」
いきなり おれ に
『 スタイリスト 』
に なってくれ と

とんでもない こと を
頼む ヤツ だなと 思ったが
「 マジか! オッケ! 」
と あっさり 引き受けて みた
なんでも 散髪代 を
節約 したかった との こと
で 中庭 の 芝生 の 上で
チョキ チョキ チョキ
チョキ チョキ チョキ
見よう見まね で 切ってみた
なぜ おれ に 頼んだ と 尋ねると
「 「 K 」さん
絶対 に 上手そう だから 」
と やつ は 答えた
チョキ チョキ チョキ
チョキ チョキ チョキ
そして
完成!
で 鏡 で 確認 しながら
やつ は こう 言った
「 これ! これ! こういう
感じに してもらいたかった! 」
驚愕 である
まさか の 大絶賛 だった
それでは みなさん きょう も たのしく
おれと 共に 前進 して ゆきましょう!
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